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大阪肥後橋のTailor Armory

Tailor Armory

秋冬新作生地のご紹介 Vol.2

皆様こんにちは。肥後橋の小さな仕立屋Tailor Armoryの森田です。

暑いです。

さすがの私も、最近は店頭にいる時もノータイで過ごしています。

胸元うっすら汗うかべてカルメンのようにせつない今日この頃なんですけど、暦の上では今日から秋だそうです。(立秋)

先日、こんな暑い夏の日に聴きたい曲といえば何か?という話題で、私が一番に挙げたのはこれでした。

貴方なら何を挙げますか?

さて、店頭には続々と秋冬物の生地が入荷しております。

暑い中で秋冬物の買い物する気にならないと言われるのですが、オーダーメイドは仕上がりまでの日数を考えると、暑い時期に秋冬物を注文して、寒い時期に春夏物を注文するのが生地も豊富に選べてベストです。

まずは英国の名門FOX BROTHERSよりカントリージェントルマンなジャケット生地をご紹介。

35マークございます。

正統的な英国スタイルを、「現代的な解釈」で都会でもカントリーでも楽しんでいただけます。

これは間違いなくカッコいいです。

続いてはこれも英国の老舗W.Bill(ウィリアム・ビル)

日本では生地ブランドとしてはそう知名度が高くないW.Billですがその歴史は1846年創業と古く、パブロ・ピカソもW.Billの服地を愛用していたとか。

また、ヒラリー卿が人類初のエベレスト登頂を果たした際に着ていたのも、同ブランドの服地だそうです。

そんなW.Billから今秋冬に私がセレクトしたのはウィップコードとキャバリーツイルのコレクション。

騎兵用の服地として開発され現在も乗馬用ズボンに使用されることが多い"キャバリーツイル"は、「強度」と「耐久性」に優れています。かなりはっきりとした綾織りの目が特徴的でもあります。

そして、"ウィップコード"も近い組織ですがより強調された畝を持ちます。

いずれもかなりガッシリとした生地感で厚みもあり、外で長く過ごすのでなければ日本の冬ならコートなしでもいけそうです。

今回は仕立て映えのするヴェリーブリティッシュな英国生地ばかりをご紹介しました。

ぜひ店頭にてご覧ください。