CONCEPT

友人の部屋や馴染みのバーにいる時のようにくつろぎながら
貴方の満足する一着を手に入れる体験を

私の母は少し変わっていて、「レストランやバーでスマートな振る舞いができるようになりなさい。」といって、私が中高生の頃からイタリアンやフレンチの料理店や、バーのカウンターなどに連れていってくれました。

バーのカウンターではお客さんとお店の人が軽妙な会話を楽しみ、お酒や料理が自然と進んでいきます。こうした「行きつけのバー」「行きつけの店」を持つことは大人の男の嗜みの一つなんだなぁ、というのはその頃学んだことでした。

Tailor Armoryも、そういったお店でありたいという思いから作りました。店内のバーカウンターは、店主と他愛もない会話をしながらオーダーを楽しんでいただけるようにしてあります。スーツの話だけでなく、お仕事の話、趣味の話、音楽や映画の話など様々お聞かせください。

店内で過ごす時間を楽しんでいただく中で、一着の洋服ができあがっていきます。

MESSAGE

オーダーから仕立て上がりまで
全ての体験をお楽しみいただく為に

私、森田賢祐は麻布テーラーの大阪の2店舗で店長を務め、また本社商品部にて商品企画等にも携わりました。店頭では延べ数千人のお客様のカウンセリング・採寸を行なってきました。

世の中に数多くある廉価で手軽な既製品のスーツに比べ、生地から選び、デザインを考え、身体に合わせて仕立てるオーダースーツという商品は、時間も費用も余計にかかるものです。
だからこそ、店頭でオーダーする行為それ自体を楽しんでいただき、仕立て上がりを待つ期間をまた楽しんでいただきたいと考えています。そうすれば、仕立て上がったスーツに袖を通す時には至上の喜びが待っています。

初回のご購入の際は、特に入念にカウンセリングを行ないます。
お客様のご職業や業種、想定される使用シーン、通勤スタイル、カバンや靴はどのようなものを持たれているかなど。
なぜなら、お仕事によって立っている時間が長いか、座っている時間が長いかによってもシルエットや選ぶべき生地は変わります。歩くことの多い外回りの営業職と内勤の事務職でも違います。また、携帯電話や名刺ケースをジャケットのどのポケットにしまうかなどを採寸の際に考慮することもあります。

精一杯対応させていただきますので、ご要望は遠慮なくお申し付けください。